金属検出器
トランジスタ式のシンプルなで金属検知器で、3V電池で動作し金属に近付くとブザーが鳴動します。

新型コロナウイルスの蔓延で自宅に巣ごもり中、暇つぶしに動画サイトで紹介されていた金属検知を真似て作った、「簡単で強力」と唱えていたが果たしてその通りか確かめた。オリジナルの図ではトランジスタはBC547を2個だがここでは、手持ち品の2SC3198を2個使用、2SC1815でも可能。他に電子ブザーが必要だったので防犯ブザーを流用した、しかしこれが最も手こずった部品でそのままでは鳴動せず、あれこれ試行してコンデンサC3と抵抗R2を付加してやっと動作した。
動作状況の動画
 
動作状況↑
 
BC547→2SC3198又は2SC1815等
回路図(オリジナルの図ではC3とR2は無い)
 
作成方法
コイルは0.25oφのエナメル線をビール缶(66mmφ)に20巻きしたものを同じ巻き方向で2組作る、図の如くコイル1の巻き終わりとコイル2の巻き始めを接続する、次いでコイルをセロテープで束ねる。
電子ブザーは手持ちの防犯ブザーを転用したためかオリジナルの回路図の通り作っても鳴動しなかった、あれこれ試行してコンデンサC3と抵抗R2を付加して鳴らすことができた、動作理由は定かでない。防犯ブザーは普通に使うとサイレンの如く大音量なのでR2を挿入することで音量抑制できている。
調整は可変抵抗で行いブザー音が鳴るギリギリ手前に合わせる、大変デリケートな作業だ。
 
 
性能
非磁性体の1円(アルミ)貨でも密着すれば反応する。もちろん5円(黄銅)貨、10円(銅)50円(白銅)、100円(白銅)、500円(ニッケル黄銅)も全て反応する。鉄のペンチの様な面積の大きい磁性体は数センチ近付くだけで反応するが、ネジの様な小さいなものは無理だった、当然地中の宝探しはとても無理であまり用途は無さそう。
 
 
 
MENU(DIY工作に戻る)      HOME