集音アンプ
補聴器のごとくよく聞こえる集音アンプ
田舎の親爺は耳が遠く補聴器専門店で高額の補聴器を買ったが、男性の声が聞こえず使い物になならい、ある日カラオケのヘッドフォーンを着けて会話したら聞こえたので、これをヒントにコンパクトな集音アンプを作ってみた。
作ったと言うほど大げさのものでなくセリアのボリュームアンプにコンデンサーマイクを組み込み、ACアダプタで動作する様に改造したもの、これがしっかり聞こえ大変重宝がらてれいるので紹介する。
材料
・セリア ボリュームアンプ「丸七(株)ZY−96」 105円
・ACアダプタ「DOCOMO携帯電話充電器 5.4V 700mA)
・その他回路部品は回路図のとおり
外観
中央はボリュームアンプでマイクを組み込んである。
回路図
ボリュームアンプ回路(IC TDA2822はNJM2073Dで代替出来ます)
本体は単四電池2本用なのだがACアダプタを直結しても問題なく動作する。コンデンサーマイクは9.1ΦX6.5tの寸法のもので型式が不明だがとりあえずDC1.5Vを加える目的で2.2+6.8KΩ抵抗を入れた、結果的にはなんら問題無く動作した、赤色LEDは電源入りの表示として取付けてある。マイクと抵抗、LED等は本体の電池BOX内に組み込んでいる。
試作すると非常に高感度で聞こえるが手で持つと雑音が入る問題があった、そこでアンプの裏と表に0.1mmの銅テープで覆って遮蔽しマイナス極に接続したところノイズは皆無となった。電池の消耗を気にせず連続使用でき会話やTVの試聴に抜群の効果を発揮している。 |