半田コテ温度調整台を作る
 
マイクロスイッチとダイオードで作る半田コテ台
2013.11.4更新
半田コテ温度調整台を作ります。
半田コテは長時間加熱すろと温度が上がりすぎてコテが黒く酸化し半田が載らなくなります、そこで待機中は電圧を半分に低減させ使用時は100Vになるような回路を作ります、そのためにマイクロスイッチと整流ダイオードを使用します。待機状態ではコテ台に半田コテが載り自重でマイクロスイッチがOFFになる、そうするとダイオードで半波整流されて電圧が半分になりになります。使用時はコテ台がら半田コテを持ち上げるのマイクロスイッチが復帰してONになり100Vになります。
 
 
改造品
                       
柄を載せる部分はマイクロスイッチのレバーに「載せ金具」を継ぎ足す、柄が載るとOFFになり電圧が半分になる
 
 
 
回路図
回路図とLED表示状態、待機時はスイッチが開き一個だけ点灯する。
 
 
 
 
旧作(動作が不確実だったので上記改造品に作り直す)
 
 
 
 
 
 
LED表示灯
・ユニークなのは上の写真の如く待機中はLEDが1個だけ点灯し使用時は2個点灯する点です、待機時は半波しか印加されないためダイオードと逆極性のLEDは消灯し使用時は両波印加されるため2個とも点灯します(厳密には周波数に合わせて点滅しているが点灯している様に見える)。本来LEDは無くても良いが半田コテの載せ方が悪いとマイクロスイッチが動作しないことがあるため表示灯を付けて確認出来る様にしました。
 
作り方                             
 整流ダイオードはどちら向きでもかまいません、マイクロスイッチはNC接点を用いコテの重みでON-OFFする様に受け金具かスイッチの取り付け位置を調整する、すなわちコテが載るとOFFになるよう組み立てることです。
 
 
 
タイトルは半田コテ温度調整台と称していますが厳密には。待機中は電圧を半分に使用時は100Vにするだけです、半田コテに押しボタンを付けてこのような動作をする製品は市販されいますが、とりあえず手作りした次第です。本装置を活用後はコテ先は銀色に輝くようになりました。今までコンセントを抜き差していましたが、こまめにすることは面倒でしばしばコテ先が黒くなっていました。半田コテの最適温度は280℃前後といわれていますがオーバヒートすると400℃以上になり酸化被膜が出来て黒くなり半田がコテ先に載らなくなります。コテの寿命も短くなります。
    
 
 
 
 
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