動きが悪くなったシェーバーを改造して停電になると自動的に点灯する充電式ライトを自作しました。コンセントに差し込んで充電状態にしておき停電するとNiーCd電池によってライトが点灯するものです、古いので電池の能力が落ちているものの連続30時間は点灯します。電池出力が1.2vなのでLEDの点灯に必要な電圧まで昇圧する回路及び停電検出とスイッチング回路で構成しています。昇圧回路を更新しました。 |
材料 ・充電式シェーバー(セイコー ES-1340 NiCd 1.2v内蔵 5時間充電) ・電池式携帯電話充電器の昇圧回路(RIX製au対応) ・ナツメ白色ランプ(1LED形)のLEDのみ利用(コンデンサーや抵抗。ダイオードを取り外す) ・その他回路部品は回路図のとおり |
過充電は好ましくないので、5時間充電後はS1を開きR3を通してNiCdの充 電電流を抑制している、100vONでS1開だとLEDが点灯するため仕方なくR3 をバイパスに入れてある、R3を今以上に大きくするとやはり点灯してしま う、このやり方が過充電防止対策になるか疑問であるが停電を検知するた めにはプラグを抜くわけにいかないのでつなぎ放しにするしかない。S2は 100VOFF時、充電池で点灯を開始するが、消灯したい時に開くSWである。 入力1.2Vに対してBO(昇圧回路)の点灯時の出力は3.2V 7mAとLEDに対し ては低めで余裕は少ない。 |
R1をCdsに置き換えR2を1MΩにする、Cdsは抵抗値が色々あるのでR2はトライアン ドトライで決める。本品は真っ暗にならないと点灯しない様に設定している。なお停電時は昼夜関係なく点灯するがダイオードを撤去すれば暗い時のみ点灯するようになる。 |
昇圧部をCL0116(昇圧IC)に変更。このICとインダクタンスL1は100均のソーラガーデンライトから流用する。改造部は前図のBO部を下図のQ3とL1に置き換える、改造により明るさが一定に維持されてる感じがする。 |