ケトルの修理
「T-Fal  電気ケトル JUSTINプラス 1.2L
 
1.スイッチの故障
有名なT-falのケトルのスイッチが使用5年で故障し入り切り出来ずブラブラする。フランスのブランド品なのだが耐久テストをしたのか疑問、壊れても不思議でないお粗末な設計に唖然としました。同類の故障がNET上で散見されるのでJUSTIN以降の品は改善されていることを期待しているが、いまだにホームセンター等では販売されている。
 
 
2. 故障箇所
 
中を覗いてみるとハンドルに付いているスイッチボタンから長いプラスチックの帯がケトルの底面まで延びテコの原理で底面のスイッチを押してON、引いてOFFになる仕組みであった。このプラスチックの帯が関節部分で切断していたためボタンがブラブラになっていた。 このプラスチックの帯はポリプロピレンと思われ、その帯の関節部分で屈曲を繰り返えすので当然壊れる代物
 
 
 
 
 
 
 
故障箇所を矢印で示す、関節部分で屈曲疲労していた。
 
 
 
3. 修理
 
現行のハンドル上のボタンを使わず直接ケトル底面側で操作するようにレバーを外付けにした。パーツはハンドルのボタンに繋がるプラスチック帯を切断して作り、関節部で折れたスイッチ側とこのパーツを針金で縫い接着剤でギブス状固めて補強する。ポリプロピレンなので接着は期待できないが周囲を接着剤でギブス状にして補強する。針金は荷札等の細線を使用する。次いでカバーの底面側に切り込みを入れカバーの外にレバーが出る様にした。
 
 
下の右写真のレバーを切断してスイッチ側と縫い合わせて固定する
 
 
 
   縫い合わせ接続したスイッチレバーとカバーの切り込み部
レバーを上げるとON、下げるとOFFになる、わき上がると自動でOFFになる
 
 
 
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