デジカメ用ワイコンアダプター
 
コンパクトデジタルカメラに市販のワイコン(ワイドコンバージョンレンズ)を装着するためのアダプタです。
狭い部屋での集合写真や旅行先で収まりきらない景色の撮影に威力を発揮します。
適用したカメラはコニカミノルタDIMAGE X50で屈曲光学系レンズユニットはボディ内部に配置され、レンズが出ないタイプでスライド式レンズカバーである。ワイコンはビデオカメラ用のレイノックスのQC-505 0.5xワイド(広角)レンズ を使用。
 
 
製作上のポイント
1.カメラとワイコンまでのギャップを決めることです。カメラからワイコンが離れるとレンズの円周が写ってしまうのと所望の倍率が損なわれる、近づくと焦点が合わなくなるのでギリギリの位置を探す、今回は12mmで最良であった。
2.カメラのスライド式レンズカバーの開閉に支障のなく装着出来様にすることです。
 
 
ワイコンアダプタの装着状況
  
カメラに自作のアダプタをあて左手のホールドするだけ、装着はきわめて簡単、詳しくは製作図面をご覧下さい。
ワイコンは両サイドの突起部を押すと内側の爪が狭まる構造になっており押すだけで簡単にアダプターの穴の内径に脱着出来る。
 
 
ワイコン適用の比較写真
 
左が標準レンズで右がワイコン適用の写真。ワイコンの仕様は0.5倍だがデジカメに適用すると0.65倍の結果だが十分実用に供せる。使用しない時はカバンの中に入れておき必要な時にさっと出してカメラの前にあてるだけで極めてシンプルです。
 
 
ワイコンの製作図
参考に図面を紹介します、下図のとうり0.5mmの厚紙で組み立て水性ペイントを塗って仕上げる。自分のカメラに合うようアレンジして作られるといいでしょ。レンズ開口部は0.5mm厚位がワイコンの爪が引っかかり易いです、その他はカメラとワイコンの間のギャップが保持出来ればどんな方法でもOKです。カメラの底部と側面がアダプターの側面と底面に接すれば勝手にレンズの中心が決まるように作ればいい。
 
 
 
 
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