ええことなら2010年夏
ええ古都奈良2010年
今年は平城遷都1300年祭で奈良は少しにぎやかです(期間4/24〜11/7)。
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JR奈良駅のポスター
平城遷都1300年祭メイン会場
平城京跡
撮影2010.6.9 、2010.8.26
平城遷都1300年祭のメイン会場の平城宮跡会場で平城京の歴史・文化を探訪してきました。平城京は710年橿原市の藤原京から奈良に新しく作られた都で唐の長安をモデルに南北5km、東西6kmありその北端に平城宮が造られました。平城宮は約1km四方の広さで大極殿、朝堂殿の他天皇の居室である内裏、そして国の役所がありました。
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太極殿
大極殿(だいごくでん)は、朝廷の正殿。宮城(大内裏)の朝堂院の北端中央にあり、殿内には高御座(たかみくら)が据えられ、即位の大礼や国家的儀式が行われた。
平城宮跡では、1978年に策定した「特別史跡平城宮跡保存整備基本構想」に基づき、宮跡全体を「遺跡博物館」とみなした整備・活用事業が、文化庁によりすすめられています。その一環として、中心建物である大極殿(大極殿正殿と呼称)の復原工事が2001年より開始されました。見た目は2階建てですが内部は一階建てです。
右の写真は免震装置に載っている様子です。地震による揺れを最小限に軽減させる免震装置は基壇内部を空洞として、リニアスライダー、積層ゴム、粘性体ダンパーの組み合わせて免震装置を建物本体に挿入し、地盤から切り離しています、こうすることで建物本体の補強を最小限に抑えています、復元工事に180億円費やされています。
太極殿内部
高御座(たかみくら)、天皇の玉座
太極殿内部
上部壁面には日本画家、上村淳之(あつし)氏(77)が制作していた神獣「四神」と「十二支」の壁画が描かれています。
太極殿・前庭
太極殿から見た前庭とその奥は朱雀門
朱雀門
平城宮の南に位置し朱雀大路に向かって開く平城宮の正門。元日や外国使節の送迎の際に儀式が行われた。
朝堂院の南側から見た太極殿
平城宮を横切る近鉄奈良線、その奥が太極殿(朱雀門側から見た風景)
第二次太極殿跡地
天平17年(745)聖武天皇は紫香楽宮から平城宮に戻って新たにを造った。
東院庭園
称徳天皇はこの地に「東院玉殿」を建て、宴会や儀式をおこなった。
平城宮跡資料館
平城京 大極殿の復元模型
遺構発掘調査
今も続行中の遺構発掘調査 東院庭園裏側
遺構展示館
発掘調査で見つかった遺構をそのまま見ることができ内裏や役所の復原模型を展示しています。
宮内省の復元建屋
平城京歴史館
遣唐使船復原展示(舟と錨)
「天平衣装を借りて散策する修学旅行生(一般300円学生200円)」 中央は「あおによしパレード」 右は愛嬌ふりまく「せんと君」
平城宮「光と灯りのフェア」
平城宮では8月20日(金)〜8月27日(金)「光と灯りのフェア」が開催され、ライトアップされた大極殿の前庭に一万個のろうそくが灯り、昼間とは違う幻想的な景色が見られました。その他数々のイベントを見ることが出来ました。
大極殿燈花会
光の天平行列 LEDを灯した天平行列
衣装の背中の灯りが鮮やかでした
光の現代美術展(朝堂院基壇)
薄暮の画像
子供の絵が描かれている灯籠
子供の作品の灯籠
平城宮 光の作品展 公募から選出されたオリジナル作品が並ぶ。
灯りのインスタレーション 夜空に浮かぶ光のバルーン(朝堂院)
白く光るバルーン、左奥は大極殿、手前を近鉄電車が通過
光のオブジェと朱雀門
夏の夜市(交流広場)
夕涼みコンサート(交流広場)サマードリームライブ
園路照明“LEDソーラーライト
”
園路の両側に灯るライト
撮影2010.8.09
なら燈花会(とうかえ)
古都奈良の夜を彩る伝統行事燈花会、今年で12年目を迎え奈良公園一帯に2万を超える灯火が灯りました。
(期間8/5〜14)
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猿沢池と52段会場
17時50分虹が架かりました、中央の柳にセミが、そして左が興福寺五重の塔です。
19時10分 猿沢池と52段、正面の興福寺に向かう52段の石段にも燈花が点灯。
燈花を点火するサポータ
沢山のボランティアの方々がそれぞれ分担し、まず最初に水の入ったカップを並べる。しばらくして別の人がロウソクを浮かべる(フローティングキャンドル)。点灯時間がくると点火担当のグループが点火します。沢山のサポータ(おおよそ500人弱)によって開催されています。
五十二段
興福寺五重の塔のライトアップ
浮見堂会場
浅茅が原会場
竹のオブジェ
浮雲園地会場
春日野園地会場
大仏殿を背後に見た春日野園地会場
南大門
奈良国立博物館会場