撮影1992/4
山腹を走るスイス国鉄(ブリューニック線)
ヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)とユングフラウ鉄道(JB)で
グリンデルワールトからユングフラウヨッホへ登山鉄道で登る
コースは: ヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)で グリンデルワルト(1034m)⇒クライネ・シャイデック(2061m)へ
クライネ・シャイデックでユングフラウ鉄道(JB)に乗り換え⇒アイガー胎内の駅アイスメーア駅(3160m)⇒ユングフラウヨッホ(3454m)
WAB(ヴェンゲルン・アルプ鉄道 Wengernalpbahn)
1500V直流式 軌間800mm 最大勾配250‰ ラック方式:リッゲンバッハ 1893年開業 |
グリンデルワールト駅
ベージュとあずき色の旧型車
WABのリッゲンバッハ(Riggenbach)式ラックレール
ラックレールはポイントの部分だけ歯形で本線は「はしご状」です
木のイスは勾配に対して水平にしている
貨車には主にスキー板を積んでいる
ユングフラウ鉄道JB(ユングフラウ鉄道 Jungfraubahn)
軌間1000mm、3相交流1125V電化、ラック方式:シュトゥルプ、最大勾配250‰、1912年開業 |
ユングフラウ鉄道(JB) クライネ・シャイデック駅
クライネシャディックでヴェンゲルン・アルプ鉄道からユングフラウ鉄道に乗り換えです。
スペックの違いから相互乗り入れは全く不可能です
屋根上のパンタグラフは3相交流用で2線有ります
JB シュトゥルプ式 ラックレール
電気機関車He2/2
1912年製の電気機関車He2/2-8 現存する3機の内の1機の希少画像。
屋根上に2本の架線に対応した大形のスライダー式トロリーポールが左右2基設1組置されている。
3相交流方式なので本の架線とレールでを送電している。
アイガー北壁の中間部にぽっかりと開いた展望窓かあります。
ユングフラウヨッホ駅
ユングフラウヨッホ駅ももトンネル内に有ります、ヨーロッパで最も高い位置にある鉄道駅です
氷の宮殿
左は1912年開業時の電気機関車He2/2の模型 右は展望台からの眺め
3445mをいとも簡単に登山できることに感動しました。それに100年前の大正元年に観光需要
のためによくぞアイガー・メンヒを貫いて鉄道を建設したものだ称賛する次第です。
外は吹雪で画になりませんでした。ユングフラウヨッホとメンヒの頂上、そしてアレッチ氷河も
見ることができません。来た証に世界一高い地点にある郵便ポストから絵はがきを投函しました。