帆船 日本丸 船内見学
 
 
2015/5/4 博多港

「帆船 日本丸」博多港
 
 
 
 

主要諸元(日本丸II世)
 
1984年(昭和59年)に日本丸II世が就航。帆装艤装設計から製作まで、すべて日本国内で行われ住友重機械工業浦賀工場で建造された。独立行政法人海技教育機構に所属し船員養成の航海訓練用の帆船。
 
船種(帆装型式) - 4檣バーク型帆船   総トン数 - 2570トン   全長 - 110.09 m    全幅 - 13.80 m  喫水 - 6.57 m    総帆数 - 36枚(横帆18枚、縦帆18枚)
メインマスト高 - 43.5 m(船楼甲板からの高さ、マストは船底まで貫通している、東京港のレインボーブリッジは、日本丸、海王丸が通れるように設計されている) 
 
                                 

独立行政法人海技教育機構のロゴ 
 
海上の安全を願うことから、航海の道しるべである羅針儀(コンパス)の文字盤の八方位(コンパスマーク)をかたどったものです。 マークの中心の円は職員の和と協調を、赤色は実習生の教育訓練に対する職員の情熱を表しています。 他の 商船教育機関や海上保安庁でもコンパスマークをモチーフとした記章を使用しています。
 
 

 
 
 
 
日本丸II世の船首像は手を合わせて祈る女性の姿をしており、「藍青(らんじょう)」と名付けられ樹齢300年のけやきの木を使用しており、その長さは2.4mあり金箔が施されています。
藍青は、気高く優しさのうちに凛々しさを秘めた日本女性を表現しており、地球上の全ての生物の生みの親・育ての親である「わだつみの慈母」を意味しています。合掌の姿は、日本丸の航海安全と実習生、乗組員の人生に幸多からんことを祈っています。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
タラップ入り口の木彫りのマーク
 
船首                                 揚錨機
 
 
 
 
船首楼甲板 とフォアマスト(一番前のマスト)   右キャプスタンバー 
 
 
 
 
 
 
キャプスタン
 キャプスタン(capstan)。船を岸壁に着岸させる時に係留索を巻いたり、帆を取り付ける時などに用いられる巻き上げ機。
上部の丸い穴にキャプスタンバーという木の棒を差し込み、人力で押しながら回すことによってロープを巻き取ることができる
 
 
 
 
舵輪は船の一番後に置かれています。
 
 
 
 
後部羅針儀甲板、帆走中は帆の状態を見ながら、舵をとるので、
舵輪は船の一番後に置かれています。
 
 
 
後部羅針儀甲板側の前方に船の傾斜計がある
 
 
 
 
 
椰子割りでの甲板磨き作業
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タイムベル
時を知らせる“タイムベル 船上では、当直が4時間交代で行われていて、30分毎にタイムベルを鳴らしていくと、
4時間が経過した8点鐘が当直交代の合図となります。
 
 
 
操帆訓練 マスト登り
 
 
 
 
操帆訓練 展帆
 
 
 
 
 
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