ワシントンDC
 
 
ワシントンDCは、全米50州のどこにも属さない独立した特別地区で国の直轄地です。
 
DCの正式名称は『Washington,District of Columbia』
(ワシントン・コロンビア特別区)で、初代大統領ジョージ・ワシントンと
米大陸発見者クリストファー・コロンブスの2人の名に因んで名付けられました。
 
連邦政府の立法・行政・司法の機関だけを備えた政治の中心地でありながら、
『公園都市』とも呼ばれ、街路樹の緑とヨーロッパの影響を多分に受けた
白亜の建物との対比が見事で、美しく整然とした印象を人々に与えます。
アメリカ紙幣の裏に描かれている建物が集まっています。
そして、博物館や美術館などの、多くの観光名所も集中しています。
またこれらの全てが、入場無料なのが魅力です。
今回は残念ながら行程上見れなかったので日を改めて是非来たいところです。
 

 
● ホワイト・ハウス
 
     
                                    
 
                                   
20ドル札に描かれたホワイトハウス
200年にわたり歴代大統領が住む大統領官邸には、132の部屋があります。正面は記念撮影の観光客で混み合っています。
 
 

 
● アメリカ合衆国議会議事堂
 
アメリカ合衆国議会議事堂は(一般にはキャピタル・ヒル)丘の上にあり高さ87mの巨大なドームが特徴。手前の塔はワシントン記念塔
 
 
50ドル札に描かれた国議会議事堂
 
 

 
● ワシントン記念塔
 
これは、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの偉業をたたえる記念塔。
この塔は世界で最も高い石造建築で高さ169.3b。 エレベーターで展望台まで登れます。1848年から始められた建設は各州、各国から寄贈された基金を元にしたものでしたが南北戦争で工事が中断し、1880年に再開。中断前と中断後では色が違ってしまったそう。注意深く見ると下3分の1と上3分の2では色が微妙に違います。また特筆すべき点は国会議事堂、ワシントン記念塔、リンカーン記念館が一直線上に並んでいることです、ワシントンとリンカーンが国会議事堂 を見つめるという計算されつくされた、人工の都市です。

 
● リンカーン記念館
 
 
大理石の円柱に支えられたギリシャ神殿風の建物の中に高さ5.8mの第16代大統領エイブラハン・リンカーンの像があります。
リンカーンは奴隷解放宣言によって黒人奴隷を解放したことで賞賛された大統領です
 
 
壁の下の3行に有名な一節”government of the people, by the people, for the people”が彫られています。
5ドル札に描かれたリンカーン記念館。
 
 
 

 
 ジェファーソン記念館
 
                        第三代大統領トーマス・ジェファーソンの記念館
アメリカ独立宣言を起草した。初代大統領ジョージ・ワシントンのもとで初代国務長官をつとめる
 
 
 
 

 
● アーリントン国立墓地
   
 
ポトマック川対岸にある広大な国立墓地です。建国以来の数々の戦争で亡くなった市民や、国民的英雄など26万人が埋葬されています。
 
 
 
 
                  
 
 
 
1963年に凶弾に倒れた第35代大統領ジョン・F・ケネディの墓があり、夫人によって灯された火が永遠に燃え続けています。
そして何故か再婚したジャックリーヌ・オナシス夫人の墓が隣に並んでいます。
 
 

            
                            ● 硫黄島記念碑
  
 
 
 
アーリントン墓地の北の端にある硫黄島記念碑です、摺鉢山の頂上に星条旗を立てようとしている6人の米海兵隊員の像です、日本人としては憎しみと悲しみの像です。像のそばの軍人はイベントの準備の打ち合わせをしているようです。
硫黄島は昭和20年2月19日にアメリカ軍が上陸し日米の大激戦地で日本は2万1000人、上陸した米軍は6万1000人でした。米軍のすさまじい艦砲射撃で島の形が変わってしまったとも言われたそうで、それでも日本軍は奮戦し3月26日まで堪えたました。日本軍の死傷者2万1000名アメリカ軍の死傷者6821名、戦傷21866名でアメリカ軍史上最大の犠牲者数を数えたのが硫黄島の戦いだったのです。硫黄島記念碑は硫黄島の勝利を記念したものではなく海兵隊の慰霊の為のものです。

 
● 市街
   
建物の高さ制限があり国会議事堂より高い建物は禁止されているため整然とした景観でどこか御堂筋と似ています。
 
ホテル ウイラードは1860年に咸臨丸の使節団が宿泊した老舗のホテルです
 

 
● ペンタゴン
   
 
アメリカ国防総省の建物で5角形をしていることからペンタゴンと呼ばれ23000人の職員がいます、
左の写真は2001年9月11日同時多発テロで航空機が突入した一角でまだ工事中でした。
 
 
 
 
 
 
 
フィラデルフィア                                 

                           
フィラデルフィア
 
 
 
フィラデルフィアはアメリカ合衆国建国の地でイギリスの植民地から独立宣言したところ。
ニューヨークとワシントンDCの中間に位置する緑溢れる歴史の町、アメリカの礎を築いた町です。
300年前、アメリカはイギリスの植民地で、イギリスのチャールス2世はその支配力をますます強めようとしていた。ウイリアムペンがアメリカに渡ってきて借金の肩代わりに現在のペンシルバニア州を譲り受け1682年デラウェア川の岸辺に上陸した。 イギリスでペンはクエーカー教徒で宗教弾圧で何度も投獄された苦い経験から、この地にすむ人々には自由を謳歌してもらおうと決意。ペンの思想に共鳴して、同じように‘宗教弾圧を受けていたさまざまな人々がフィラデルフィアに集まり、18世紀半ばにはロンドンに次ぐ世界第2位の商業都市となる。そしてフィラデルフィアの間で独立の気運が起こり、合衆国独立を賭けた第一回、大陸会議が、カーペンターホールで開かれ、1774年7月4日独立記念ホールで、トーマスジェファーソン起草の独立宣言文に署名がなされた。町中に自由の鐘が高らかに鳴りひびいた。現在7月4日は独立記念日として、アメリカ国中で祝福されており、自由の鐘は、独立記念館前のリバティーベルパビリオンに収められている。1700〜1800年の間合衆国の首都であったが現在はワシントンDCに移る。

 
● 独立記念館(植民地時代の州議事堂)
 
   
独立記念館(植民地時代の州議事堂)、1776年7月4日トーマス・ジェファーソンにより独立宣言が行われ、
1787年の憲法制定の舞台となったところです歴史的に深い意味をもつ場所で世界遺産です。同じ建物を別の角度から撮っています。
 
  
 
100ドル紙幣に描かれた独立記念館
 
                         
● 自由の鐘
  
 
アメリカ独立宣言の採択時に高らかに鳴らされたリバティ・ベル「全地上と住む者全てに自由を宣言せよ、
レビ記25:10」と印されている、この鐘は本来独立記念館(植民地時代の州議事堂)に架けられていたものですが
今はそばの「リバティベルパビリオン」に展示されています。
 
                  
 
 

 
● ベンジャミン・フランクリン橋
1926年完成、デラウェア川に架かる533mの吊り橋
 
 

 
● スクールバスは何故黄色か
 
観光地でしばしば見受けるスクールバスですがいずれも画一的なスタイルをしています。
どの州でも、スクールバスの車体の色は黄色です。これは、雑多な交通環境の中で、目立たせるためなのです。
また道路上での優先権が高く、スクールバスが乗降扱い中は、運転席上部のライトが点滅、車両側面からSTOPと書かれた赤い八角形のサインボードが出て、子どもがむやみにバスの前を横切らないよう遮断バーが前方に飛び出す。この時、後続車はたとえ片側に何車線あっても追い越し禁止で、中央分離帯がない場合は、対向車も停止しなければならないのです。
 
 
 
 

 
ニューヨーク
 
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