ケーブルカーの終点 急な坂道を下るケーブルカー
ケーブルカーは線路の間の地中に常に走っているケーブルを掴んで走行し、離してブレーキをかけるグリップマンと呼ばれる運転手が乗っていてレバーを巧みに操って動いています、片運転台のため終点では手動のターンテーブルで方向転換します。カーブとか交差点や上の写真のポイント部では地中のケーブルはどうなっているのか興味あることがらです。
94/08撮影
サンフランシスコから車で約4.5時間、世界遺産にも登録されている国立公園。渓谷を覆っていた氷河が気温の変化によって移動し、シエラネバダ山脈の山肌を削りとって、峡谷や岩峰の勇壮な景色をつくり出したといわれている。約740メートルの落差をもつヨセミテ滝、水しぶきがレースのように華麗なブライダルベール滝、真っ二つに割ったような岩山ハーフドーム、ジャイアント・セコイアの森林、標高3000メートルを超える山々や300あまりの氷河湖など、心洗われる自然美に満ちている。季節とともに変わるその表情も感動的です。
“地上の楽園”と言われ、アメリカに数多くある国立公園の中で最も人気のある国立公園の一つです。広さは3027平方キロメートルで、日本の茨城県の約半分ほどの広さです。年間400万人以上が訪れ、その観光の中心となるのはマーセド川に沿って細く長くのびる峡谷ヨセミテバレーです。公園内の主な観光ポイントは、ほとんどがこのヨセミテバレーとその周辺に集中しています。また、バレーフロア(谷底)には観光客の為のあらゆる施設が整ったヨセミテビレッジがあります。ヨセミテバレーは幅1600メートル程のU字形の谷で その深さは約1000メートルもあり、距離は11キロにも及びます。
● トンネルビュー・ポイント (Tunnel View Point)
公園南口からヨセミテバレーへ向かう途中の、トンネルを抜けてすぐ左側にある駐車場がトンネルビューの展望台です。ここからはヨセミテを代表する風景をご覧頂くことができ、バレーを埋める緑の木々と右手に見えるブライダルベール滝、左手に見えるエルキャピタンが、まさに一幅の
絵画のような美しい風景を造り出しています。エルキャピタンは花崗岩としては世界最大の一枚岩です。1095メートルの高さのこの垂直岩は、世界のロッククライマーの憧れとなっています。夏には岩肌にへばりついているクライマーがたくさん見られます。
●エルキャピタン ● ハーフドーム (Half Dome)
ヨセミテのシンボルともいえる岩山です。文字通りドームを半分に切り崩したような岩壁は、約2万年の氷雪による侵食がつくり上げた大自然の産物です。高さは1443メートル(標高は2695メートル)で、頂上までトレイルもあります。トンネルビュー・ポイントから遠くに見ることが出来て、ビジターセンターあたりからも見ることが出来ます。
「岩と水と森」の国立公園ヨセミテ。アメリカの3大国立公園の一つです。視界に広がる草原と森、遠くに見える巨大な岩と そこから流れ落ちる滝、ヨセミテバレーを流れる渓流。景色が美しいというか 絵になる風景のためと言えるでしょう。世界遺産としても指定されています。サンフランシスコから250km。
●3つの巨岩が並ぶスリーブラザーズ ● ミラーレイク
名前から想像すると、周囲の山々を湖が映し出しまさに鏡と思わせるが、実際は夏場の渇水により、湖が小川と化して水深5センチ程度でその趣きはありません、がツアー中の休憩には絶景の場所です、今度来るなら雪解けの頃が良さそうです。
● エルキャピタンのクライマー
高さ1100メートルの一枚岩「エルキャピタン世界最大の一枚岩、El Capitanなどの岩があり、世界中のロッククライマーにとって 憧れの場所でもあるそうです、何日もかけてエルキャピタンを登って行きます、右の写真は岩を登るクライマーがアリの如く見えます。
ヨセミテの滝
8月のヨセミテの滝は水量が減少してとても圧巻とは言い難い眺めでしたが落差約739m、三段の滝は壮観と云うにふさわしい光景でした左の写真の中央左にかすかな流れが見えます。
● アルタモント・パスの林立する風力発電機
ヨセミテとサンフランシスコの道中に大量に林立する風力発電機が見受けられます、サンフランシスコの東に位置するアルタモント・パス・ウインドファームはハイウエイ580がその真ん中を横断する形で位置しています。乾期で草原は枯れて赤茶けてています。またここでは様々な形の風車が回っておりどの方向にも対応出来るダリウス型や大きさや形などバリエーションに富んだ風車が整然と並んでいてその数は5000を越えるる姿など、まさに風車の博物館といったところです。
道路沿いの店にはカリフォルニア特産の果物やナッツなどが売られています。