磁石で動く鉄道模型です、洗面器の上に半径11cmの線路を設けNゲージを走行させるパイク(極小レイアウト)です。特異点は車体に動力を持ちません、線路の下で旋回するマグネットで車体を牽引して走行させています。 動力は廃物のウインドファンの首振りモータを流用、10秒で1回転する点が好都合であった、このモータを収納するために洗面器を利用しており線路の半径は洗面器の内径で決まります。 |
・電気部品はウインドファンの首振りモータ(AC100Vギヤードモータ 6rpm)とスイッチ ・洗面器(口径22cm) ・厚紙(車両をペーパクラフトで作成) ・ネオジムマグネット4個 (ダイソーで購入) ・台車、フレキシブルレール、ジオラマ作成材料 |
ペーパークラフトとジオラマ 銚子電鉄デキ3の実物写真を参考にアバウトに描いています、客車もペーパークラフトです。 |
台車のマグネット↑は車体内の床と台車側に1枚ずつ対向させ吸引させているだけ、マグネットを外すと台車も外れる。 右の写真はジオラマパネルで洗面器の上に乗せてだけなので取り替えが自由自在に出来ます。 |
左の写真はギヤードモータで右の写真はモータを洗面器に設置した状態、上面の板の先にネオジムマグネットがあり電源SWをONにすると旋回する。マグネットは板の裏にも一枚あり表裏で対向させ吸引させてあるだけで接着材は用いていない。 |
当初カクカクとしゃくりながら走行していたがマグネットの数や線路とのギャップを調整すると改善出来た。曲率半径が小さいのでカプラーが外れ易いためシートマグネットを5mm四方に切り角を落としてカプラーの先に接着した、これでスムーズに曲がれ脱着もいとも簡単に出来る、トロリーポールは銅線と銅板とバネを用いて半田付けし上下&旋回が出来る構造にした。写真では下げた状態に止めているがトンネル引っ掛かるのを防ぐためです。 車体にモータを持たないので、好き勝手な車両を安上がりに作れ、磁石のお陰で脱線もなく安定走行する、ジオラマパネルも洗面器に乗せただけなので自由にジオラマ風景を置換えが出来るのがいい。 |